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象牙色の立体

映画などについて書きます。

Apple Musicはマジで最高である

Apple Musicは本当に最高であるという話をしなければならない。学のない方にも改めて説明しておくと、Apple Musicとは月額1000円でクラウド上にある膨大な音楽を聞くことができるというサービスである。このApple Musicを利用すれば、iPhoneやiPodの「ラ…

2016年の映画について

正直を言いますと今年は全く映画を観れていないので、ランキングはベスト5で。 早速ですが宜しくお願いします。 第5位. シング・ストリート 未来へのうた 音楽が人生を飛躍させる瞬間について。 solidivory.hatenablog.com 第4位.人生はローリングストーン…

この世界の片隅に

「この世界の片隅に」を観た。 圧倒されてしまったので何を書けばいいかわからないし、書くかどうかさえも迷ったが、これまで観たすべてのアニメ映画の中でも特筆して素晴らしい作品だったので書かないわけにはいかない。 「この世界の片隅に」は凡百の戦争…

最近観た映画...

最近観て面白かった映画 ・ヘイトフルエイト (タランティーノ映画史上ベスト級、[「ウエスタン」に通ずる画面の面白さ、序盤から全く飽きない演出、どれを取っても無敵) ・サウルの息子 (タイトルまでの恐怖演出に心を捕まれた。) ・聲の形 (まいった。これ…

君の名は。

「君の名は。」を観た。仕事のアイデアに行き詰まったからだ。私はアイデアを練るとき、散歩をすれば思いつくことが多い。そこで、1時間30分かけて徒歩で映画館に行き、むしゃくしゃしていたので「君の名は。」を観たという具合である(当然1時間30分か…

シング・ストリート 未来へのうた

「シングストリート 未来へのうた」を観た。 まずこの映画、予告編がとにかく素晴らしいので最初に貼る。 あらすじ 1985年、ダブリン。折しもの大不況により父親が失業し、14歳のコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は荒れた公立校に転校させられる…

シン・ゴジラ

シン・ゴジラを観た。そして、本年度ベスト級であった。 はっきりいって序盤はキツかった。会議シーンのチャカチャカとした鼻につくカット割り、最初にちらとみえるゴジラの尻尾のCGの雑さ、英語の発音がさほど上手くない時代錯誤的な出来る女を演じる石原さ…

マネー・ショート 華麗なる大逆転

私事が終わったので、久々に更新。 マネー・ショート 華麗なる大逆転 を観た。 ブラピの映画会社、プランBが制作。さすがブラピはいい映画を制作しますね。 あらすじ 2004年から2006年にかけて、アメリカ合衆国では住宅価格が上昇し、住宅ローンの債権が高…

2015年発売の面白かった漫画

それにしても2015年はいい漫画を読んだ。紹介である。 ※順位はなく、順不同 ※作家の敬称略 デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 浅野いにおの前作「おやすみプンプン」は、バキバキの構図がとにかくカッコよかったが、内容は死にたくなった…

2015年に鑑賞した新作映画ランキング

2015年新作映画の個人的なランキングです。早速行ってみましょう。 10位. グリーン・インフェルノ 映画秘宝の先行上映で観れたことが大きい。映画館に食人映画が大好きな人たちが集い、大笑いしながら食人映画を観る。こんな幸せなことが今後あるとは…

ピッチ・パーフェクトを観た

ピッチパーフェクト観た。 最高すぎる映画だった。今年ベスト10に入る。 あらすじ ダメダメなガールズアカペラ部。唯一の武器は強烈な個性!? 彼女たちが一つになったとき、信じられない音色を奏でだす! 全ての女子を元気づける!キュンかわ♪ガールズムー…

漫画を映画に換骨奪胎することについての正解を提示した「バクマン。」

「バクマン。」はジャンプ漫画の映画化で、大根仁監督作品だ。 配役が逆だといわれているが、観てみるとまったく違和感はない バクマン。は丁度私がジャンプを買っていたころに連載されていた作品だが、熱狂するほどハマったわけではない。内容にロジカルな…

スポンティニアス・コンバッション ~人体自然発火~を観た!

久しぶりにこれは!という映画を観た。 それは「悪魔のはらわた」などを撮ったトビー・フーパー監督の1990年の映画、「スポンティニアス・コンバッション ~人体自然発火~」である。非常に胡散臭い名前だ。 まあ確かに細部を観てみると、いや実際細部を…

最近読んだ小説以外の本の話

今回は、最近読んだ小説以外の話をしてみたい。 そもそも私は小説以外の本はほとんど読まないのだが、最近その魅力に気付いてきた。これらを読むと"視点"が供給されるのである。個人的に考えていることだが、人生をよりよく過ごすために重要なのは知識ではな…

最近観た映画の感想(その3)

最近は時代劇映画にハマっています。いきましょう。 柳生一族の陰謀 時代劇映画というのは、老人向けのものでは決してない。当時の時代劇映画は血が大量に吹き出し、斬られた手がばさっと床に落ちる、そんな刺激的なジャンルだったのである(名著「なぜ時代…

したコメでグリーン・インフェルノ世界最速上映を観た!

したまちコメディ映画祭で、グリーン・インフェルノの世界最速上映を観た。 同時に開催される映画秘宝20周年祭りで、尊敬する町山さんやヨシキさんを生で観れるということで、地方出身の私は必死をこいてシルバーウィークに東京を訪問。同じ時期に友達が東…

進撃の巨人 後編 エンドオブザワールド

進撃の巨人 後編 エンドオブザワールドを観た。 うむ。これはよくない。前編があれだけよかっただけに、後編はあまりよくないかもしれないとは覚悟していたが、この映画のよくない性質は、よくないということすら面倒になる「よくなさ」であるのは問題だ。 ※…

塚本晋也監督の「野火」

塚本晋也監督の「野火(のび)」を観た。 評論家のみなさんの評価が絶賛である上に、あの鉄男を撮った塚本晋也監督の作品ということで、公開劇場館が非常に少ないながらも、帰省時に通過する大阪で途中下車し、シネリブール梅田で無理やり都合を付けて鑑賞した…

予想外に面白かった実写版「進撃の巨人」

予告編の立体機動のCGが酷すぎたから、正直ほとんど期待していなかった。しかし実際に観てみると、これがどんどん面白くなっていく超棚ぼた映画であった。 ストーリーはどうせみんな知ってるからいいでしょう。巨人が来て食われる話だ。ちなみに進撃の巨人は…

「人斬り与太 狂犬三兄弟」

菅原文太主演、深作欣二監督の「人斬り与太 狂犬三兄弟」を観た。 暴力映画を得意とする深作欣二監督のなかでも、トップクラスの暴力性を誇るとされる本作。主人公の菅原文太が子分の田中邦衛と暴行、殺人、強姦の限りを尽くす強烈な暴力殺戮ヤクザモノであ…

アルコール・ハラスメント映画史上最凶の傑作「荒野の千鳥足」

狂気、殺戮、泥酔 映画を強烈にする三条件が全て揃った最凶の映画「荒野の千鳥足」を観た。 そして、これがとんでもなくヤバい映画でだったのだ。 これは日本未公開の異色映画を紹介する「初公開! 世界のどす黒い危険な闇映画」の第1弾として、2014年に…

マッドマックス 怒りのデスロード

ほとんどが実写であるとは信じ難いが、メイキングを観ればそれが事実だとわかる。 「マッドマックス 怒りのデスロード」を映画館で観れたという事実だけで、自分の人生に箔がつくと本気で考えるくらい、とんでもない"何か"だった。この映画は、映画ではない…

「足摺り水族館」を読む

素晴らしい漫画に出会ってしまった。 panpanya氏の描く「足摺り水族館」だ。 同書は、panpanya氏が蓄積した短編を単行本として纏めたものである。 その装丁は見事で高級感がある。新書の時点で既に尋常ならざる価格で古本屋におかれている古書ような威厳があ…

人間の割り切れなさを奇妙なタッチで描いた「薄氷の殺人」

新進気鋭のディアオ・イーナン監督作「薄氷の殺人」観ました。 後半ネタバレ注意です。 これは、本当に面白い映画でした。映画を観ている間に、そこそこだなーという感じの映画ならばときどき△ボタン(大体プレステで映画を観ているので)を押して残り時間を確…

英国人、ジェイソン・ステイサム

英国人、ジェイソン・ステイサムをご存知だろうか。 彼は世界の中でも特別にかっこいいハゲであり、今や絶滅危惧となった中で現在でも生き残る"アクションスター"である。 かつての"アクションスター"は凄かった。シルベスタ・スタローン、アーノルド・シュ…

人格を形成したいくつかの映画群 ー邦画編ー

邦画編です。 ソナチネ フリオ・リャマサーレスというスペインの作家が書いた黄色い雨という名著がある。これは、私の読んだ小説のオールタイムベストのひとつ。住んでいた村が廃墟になり自分ひとりになった主人公が、沈黙と過去の記憶に蝕まれて一人で死ん…

人格を形成したいくつかの映画群 ー洋画編ー

私の人格を形成もしくは表現しているいくつかの映画群について今回は記述します。所謂オールタイムベストのようなものですね。今回は、私が最も面白い!と思った映画順に記述するのではなく、私は「こういうものが好きだ」ということを明示するような特別な…

ゆるめるモ!というアイドルにハマった。

ゆるめるモ!というアイドルにハマってしまいました。最高でした。 ゆるめるモ!は田家プロデューサーという、もともと音楽好きでバンドもやってた普通のおっさんがももクロに触発されて、突発的に作ったアイドルグループだそうです。最初は街頭で300人ぐ…

これはいいぞ...やっぱりダメだというサイクルを永劫に繰り返す「幕が上がる」

本広克行監督、ももいろクローバーZ主演の「幕が上がる」観ました。 本広監督が嫌いで、ももクロがそこそこ好きな私です。本広監督としては、踊る大捜査線のTV版は好きですが、映画版は大嫌いです。第一期サイコパスは最初面白いと思って観ていましたが、終…

 神経質な銃声が鳴り響くアメリカン・スナイパー

アメリカン・スナイパーを観ました。 結論から言うと、難解な映画だと思います。 巷では戦争賛美映画だとか、色々と言われていますが、確かに一部の人にはそう取られても仕方ない気もします。これもイーストウッド監督の極端に抑制した演出と、省略話法によ…

野性の証明

高倉健が手斧で農民の頭を割るシーンから始まる野性の証明。 私が再評価を希望する映画の一つです。 世界に通用する日本映画として作られた「人間の証明」の第二弾作品。薬師丸ひろ子のデビュー映画としても有名な作品。この映画、今観たらとにかく愛おしい…

さらば、愛の言葉よ

ゴダールの最新作でかつ初の3D映画、「さらば、愛の言葉よ」観ました。 ゴダールの最新作というだけならば、別に気張って観に行くことはなかったでしょうが、ゴダールが3D映画を撮ったとなるとさすがに観たくなります。「勝手にしやがれ」でゴダールが映画…

聴いている邦楽の話

最近、映画をあまり観ていないので書くことがない。 それでも2週間ほど前にDVDで観た「ディーモン/悪魔の受精卵」と「さらばアフリカ」はどちらも傑作だったし、映画館で観た「ジャッジ」も予想外の面白さだったけど、前者はほとんどの人が観ておらずDVDも…

トイレで思わず笑ってしまうくらいの傑作「ゴーン・ガール」

フィンチャー監督最新作、「ゴーン・ガール」観ました。 (パソコンで観ている人はこの動画を8秒まで再生して一時停止しておいてください。) Gone Girl (2014) - "She" by Richard Butler - YouTube (続きです) 今日も今日とてよく一緒に映画を観にいく先…

2014年映画感想総括

あるジャズ演奏家が「誰でも奇を衒うことはできる。しかし、本当に難しいことは、なるべくシンプルにすることであり、それこそが想像性なのだ。」と言いました。 真の創造性というのは、アイデアを骨格しか残らなくなるくらいに削り込んでもなお驚きや新鮮さ…

あまりハマれなかった「たまこまーけっと」の劇場版「たまこラブストーリー」は果たして傑作なのか!?

たまこラブストーリーを観た! 映画化された「たまこラブストーリー」の評判が最高だったからという理由と、久々にアニメの映画も観たいなぁという理由から「たまこラブストーリー」を観ました。 たまこラブストーリー あらすじ 「けいおん」シリーズなどを…

86分1カットの「ある優しき殺人者の記録」を観た!

「ある優しき殺人者の記録」を観ました。 今の時代、低予算かつ面白い作品を作れる「手持ちのビデオカメラで撮った映像が偶然公開された系の映画(POV系映画)」が流行っています。POV系映画はその性質から当たり外れが沢山ありますが、軽く列挙するだけでも、…

魔術的リアリズムの映像化に成功した希有な傑作「リアリティのダンス」

アレハンドロ・ホドロフスキー23年ぶりの新作「リアリティのダンス」を観に行きました。台風が治まったタイミングで、閉館寸前のサロンシネマで鑑賞。 アレハンドロ・ホドロフスキーは今なお世界で最も有名なカルト映画の監督です。 そして、他に類をみな…

最近DVDで観た映画の短評

最近DVDで観た映画の短評。 フェイズIV/戦慄昆虫パニック! あらすじ 天体異変の影響で知性を持った蟻と科学者たちのコミュニケーションをとてつもないビジュアル・イメージと印象的な音楽(ツトム・ヤマシタも参加)で綴った傑作SF。ヒッチコック作品を…

ガラパゴス化した日本が生んだ強烈エンターテイメント「渇き。」

ただ単純な「映画の楽しさ」だけで言えば、 今年度見た作品の中でも最高峰かもしれないです。 「渇き。」は前作「告白」を監督した中島哲也の最新作。 原作は、著者である深町秋生が、今は禁止されている精神薬を摂取してヤバい状態でいるときに書かれたとい…

 Xーメン フューチャー&パスト

X-メンの僕の中での立ち位置は、別にすごく面白いという訳ではないけど、中学の頃から観ているし思い入れもあるので、嫌いにはなれないという感じです。当時は「自分の手からアダマンティウム製のツメが出ればなぁ」とか、「金属を自由に操れればなぁ」とい…

終わらない映画の終わらない終わり方特集

唐突ですが「終わり良ければすべて良し」といいます。 そして、映画も終わり方が肝心。終わり方が最高な映画に出会うと、思わず終わった瞬間にガッツポーズをし、TVの前でぴょんぴょんと飛び跳ねて拍手をすることもあるのです。でもそれは一番肝心な部分。最…

極い音楽の話

極い音楽の話がしたい。 しかし、極い音楽の話をすると全員に漏れなく引かれるので、極い音楽を見つけるたびにここに文章を溜めていました。3つほど極い音楽の文章が溜まったので公開したいと思います。 極い音楽とは何か。キワモノの音楽であり、音楽コー…

オンリーゴッド

オンリーゴッドを観ました。 おととし「ドライヴ」で映画界を賑わせたニコラス・ウィンディング・レフン監督とイケメンのライアン・ゴズリングのマッチングで再び撮られた映画であり、そして、「ドライヴ」で熱狂した人々を文字通り斬り捨てるような、とても…

2013年鑑賞映画総評

本年度鑑賞映画ランキングを発表します。 去年も全く同じ日に発表していますね 笑 こういったランキングは言ってしまえばただの遊びですが、でも選ぶとなると死ぬほど迷いますね。今年は特に傑作が多かったので。 -----------------------------------------…

かぐや姫の物語

「かぐや姫の物語」 少し乗り遅れたけど観ました。 ...ラスト30分間ギャン泣きでした。 かぐや姫の物語 もう公開してから1カ月以上経っているので、初っ端からネタバレ全開でいきます。 まだ観てなくて、これから観る予定がある人はこれ以上みないで下さ…

何かが空を飛んでいる

「何かが空を飛んでいる」を読みました。 UFOについての本です。 UFOとは未確認飛行物体...いわゆる空飛ぶ円盤です。 いまさらUFOかよ!という意見も分かりますが、とりあえず落ち着いてください。伝説の円盤本「何かが空を飛んでいる」は凡百のUFO書籍とは…

ゼロ・グラビティ

ゼロ・グラビティを観た。 ちなみに、この映画の原題は「GRAVITY」。重力という意味だ。 原題の意味の方がいい。無重力ではこの映画の本質をついていない。 --------------------------------------------------------------- 「映画を観たという行為そのも…

まど☆マギ新編観たよ!

"圧倒的な幻覚的映像の奔流!!" 劇場版 魔法少女 まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語 を観ました。 ...実は(内緒で)2回観ています。あと2回は映画館で観ても良いかな? まず上記の通り、この映画について端的に評してみましたが、 つまり、まず特筆すべきはこ…

「おおかみこどもの雨と雪」を観たよ。

細田守監督「おおかみこどもの雨と雪」観ました。 結論から言うと、すごく良かったです!! あらすじ 19歳の大学生花は、あるときおおかみおとこと運命的な恋に落ち、やがて雪と雨という姉弟が誕生する。彼らは、人間とおおかみの両方の血を引くおおかみこど…